『傷寒論』に述べられている。
|
状態
|
症状
|
①太陽病
|
発病の初期
|
悪寒(悪風)、発熱、頭痛、項強、脈浮
|
②少陽病
|
発病後4~5日、ないし6~7日を経た時期の病態
|
口苦、咽乾、舌苔白、食欲不振、悪心、咳(深いところから出る)、胸脇苦満(胸苦しさ)、往来寒熱
|
③陽明病
|
発病後8~9日以上経た陽病の極期
|
体温が高く、全身くまなく熱感に満ち、腹実満、便秘、舌苔黄
|
|
状態
|
症状
|
④太陰病
|
陽明病期の後にくるもの
|
体力が衰し、身体冷え、腹虚満、腹痛、下痢、嘔吐などの胃腸症状
|
⑤少陰病
|
ますます元気がなくなり、臥床してうつらうつらしている。
|
脈は微細で、触れにくくなる
|
⑥厥陰病
|
多くはやがて死に至る
|
上気して顔色は一見赤みがかっているが、下半身は冷え、咽が乾き、胸が熱く、疼き、空腹だが飲食できない。
|
<参考>
0 件のコメント:
コメントを投稿