はり師・きゅう師の生理学の国家試験問題の『循環』の中から「血管系の構造と働き」に関する問題をまとめました。分類は東洋療法研修試験財団の「国家試験出題基準」を参考にしています。
≪E.血管系の構造と働き≫
a.大循環(体循環)と小循環(肺循環)
●問1(はき第3回問40)
安静時の腎血流量は心拍出量の約何%か。
|
1.5%
|
2.10%
|
3.25%
|
4.50%
|
解答
【3】
解説
1.
|
安静時の血液量が心拍出量の5%なのは心臓である。
|
2.
|
安静時の血液量が心拍出量の10%に該当する部位について教科書には記載されていないが、皮膚・骨・その他の部位では12%とされている。
|
3.
|
安静時の血液量が心拍出量の25%なのは腎臓である。よってこれが正解である。
|
4.
|
安静時の血液量が心拍出量の50%に該当する部位について教科書には記載されていない。
|
●問2(はき第20回問33)
肺循環について正しい記述はどれか。
|
1.大循環とも呼ばれる。
|
2.体循環の動脈圧より低い。
|
3.肺動脈は動脈血を運ぶ。
|
4.肺静脈は右心房に血液を運ぶ。
|
解答
【2】
解説
準備中です。しばらくお待ちください。
d.弾性血管、抵抗血管、交換血管、容量血管
●問1(はき第6回問36)
抵抗血管はどれか。
|
1.大動脈
|
2.大静脈
|
3.細動脈
|
4.細静脈
|
解答
【3】
解説
1.
|
大動脈は弾性血管とよばれる。
|
3.
|
細動脈は血管抵抗が特に大きいため、抵抗血管とよばれる。よってこれが正解である。
|
2・4.
|
静脈は血管壁が薄く血管の抵抗が小さいために、伸展しやすく、血液貯蔵所としての役割を持つため、容量血管とよばれる。
|
g.毛細血管の循環
●問1(はき第21回問37)
尿量を増やすのはどれか。
|
1.循環血液量の減少
|
2.血漿浸透圧の上昇
|
3.バゾプレシン分泌の増加
|
4.心肺部圧受容器活動の亢進
|
解答
【4】
解説
準備中です。しばらくお待ちください。
h.静脈還流
●問1(はき第12回問35)
静脈還流を促す因子でないのはどれか。
|
1.静脈弁による逆流防止
|
2.骨格筋の収縮によるポンプ作用
|
3.右心房内圧の上昇
|
4.吸息時の胸腔内圧低下
|
解答
【3】
解説
準備中です。しばらくお待ちください。
●問2(はき第15回問32)
静脈環流が促進される要因でないのはどれか。
|
1.呼息
|
2.静脈の弁
|
3.歩行運動
|
4.心房内圧の低下
|
解答
【1】
解説
準備中です。しばらくお待ちください。
0 件のコメント:
コメントを投稿