2013年12月2日月曜日

膝の側副靭帯損傷に対する検査『外転ストレステスト(abduction stress test)および内転ストレステスト(adduction stress test)』

『外転ストレステスト(abduction stress test)および内転ストレステスト(adduction stress test)』は膝関節の外側・内側側副靭帯損傷を確認するテスト。


患者を仰臥位とし、膝伸展位で外反または内反させる。通常、膝伸展位では側副靭帯の緊張により膝関節の側方動揺は制限されているが、外側および内側側副靭帯損傷があると側方動揺が認められる。側副靭帯の他にも、腸脛靱帯や前・後十字靭帯、関節包なども側方動揺の制動に関与している。他の検査と組み合わせることで損傷部位を絞っていく。








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