2014年8月15日金曜日

感染症対策に貢献した人々


今日の感染症対策の発見に大きく寄与した人々とその業績についてテキストの内容を中心にまとめました。





フラカストリウス
梅毒の接触感染について述べ、病気の病原体説を体系的に提示
パスツール
乳酸菌の発見
コレラや狂犬病の免疫現象の解明。
炭疽ワクチン、狂犬病ワクチンの開発
ロベルト・コッホ
炭疽菌とコレラ菌、結核菌を分離。
北里柴三郎
破傷風菌の培養に成功
志賀潔
赤痢菌の発見
フレミング
ペニシリンを発見





<参考>

2014年8月11日月曜日

アンダーソン(Anderson)・土肥の基準

アンダーソン(Anderson)・土肥の基準は脳卒中患者に対してリハビリテーションを実施する際に、循環器系のリスク管理の基準として用いられる。





(1)訓練を行わない方がよい場合
・安静時脈拍 120/分以上
・安静時血圧 収縮期200mmHg以上、または拡張期120mmHg以上
・労作性狭心症または1か月以内の心筋梗塞
・明らかな心不全や著しい不整脈
・訓練前にすでに動悸や息切れのあるもの

(2)途中で訓練を中止する場合
・脈拍 140/分を越えた場合
・血圧 収縮期40mmHg、または拡張期20mmHg以上の上昇
1分間10以上の期外収縮や頻脈性不整脈あるいは徐脈
・中等度の呼吸困難、めまい、嘔気、狭心痛の出現

(3)訓練を一時中止し、回復を待って再開する場合
・脈拍 運動前の30%、または120/分を越えた場合(ただし2分間の安静で10%以下にならなければ中止、または負荷を軽くする)
1分間10以下の期外収縮の出現
・軽い動悸や息切れ

※上記以外にも明らかな心不全徴候(むくみ、息切れ、チアノーゼ等)や狭心痛がある場合は運動療法の実施は禁忌である。



<参考>