2013年11月1日金曜日

坐骨神経根(L4~5、L5~S1)に対する検査『ガワース・ブラガード徴候(Bragard’s test)』(動画付き)

『ガワース・ブラガード徴候(Bragard’s test)』はL4~S1間の神経根症状や椎間関節障害、ハムストリングスの緊張度合いを確認するテスト。


仰臥位で患者の脚を痛みがでるまで持ち上げる。次に脚を5°下げて、足関節を背屈させる。下肢挙上や足関節背屈は坐骨神経を牽引する。下肢挙上0°~35°の間で足関節背屈により痛みが誘発されれば、坐骨神経の硬膜外からの刺激が疑われる。下肢挙上35°~70°の間で足関節背屈により痛みが誘発されれば、硬膜内からの坐骨神経根の刺激が疑われる。普通は椎間板によるものである。大腿後部の鈍い痛みはハムストリングスの緊張を示す。






<参考>

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