2015年1月7日水曜日

三陰三陽病

『傷寒論』に述べられている。





状態
症状
①太陽病
発病の初期
悪寒(悪風)、発熱、頭痛、項強、脈浮
②少陽病
発病後4~5日、ないし6~7日を経た時期の病態
口苦、咽乾、舌苔白、食欲不振、悪心、咳(深いところから出る)、胸脇苦満(胸苦しさ)、往来寒熱
③陽明病
発病後8~9日以上経た陽病の極期
体温が高く、全身くまなく熱感に満ち、腹実満、便秘、舌苔黄






状態
症状
④太陰病
陽明病期の後にくるもの
体力が衰し、身体冷え、腹虚満、腹痛、下痢、嘔吐などの胃腸症状
⑤少陰病
ますます元気がなくなり、臥床してうつらうつらしている。
脈は微細で、触れにくくなる
⑥厥陰病
多くはやがて死に至る
上気して顔色は一見赤みがかっているが、下半身は冷え、咽が乾き、胸が熱く、疼き、空腹だが飲食できない。


<参考>

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