2016年6月23日木曜日

【生理学】 9.生殖と成長 C.妊娠と出産 【はり師・きゅう師の国家試験問題】

はり師・きゅう師の生理学の国家試験問題の『生殖と成長』の中から「妊娠と出産」に関する問題をまとめました。分類は東洋療法研修試験財団の「国家試験出題基準」を参考にしています。






C.妊娠と出産≫

a.受精、着床、妊娠
●問1(はき第15回問38
妊娠中に分泌が抑制されるホルモンはどれか。
1.プロゲステロン
2.黄体形成ホルモン
3.プロラクチン
4.エストロゲン
























解答
2

解説

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c.分娩
●問1(はき第23回問32
出産時の子宮収縮にかかわるホルモンはどれか。
1.エストロゲン
2.黄体形成ホルモン
3.オキシトシン
4.プロゲステロン























解答
3

解説
1.エストロゲンは、身体の多くの組織に作用して女性の第二次性徴の発現(乳房の発達、骨格の女性化、皮下脂肪の沈着など)に関与する。生殖器では、卵胞発育、卵管運動の促進、乳腺の発育促進、子宮内膜肥厚、膣上皮増殖、性欲の亢進などに関わる。
2.黄体形成ホルモンは、成熟卵胞に働き、排卵を誘発する。また、排卵後は黄体形成を促し、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌を増加させる。男性では、精巣の間質細胞に作用し、男性ホルモン(テストステロン)の生成と分泌を促す。
3.オキシトシンは、成熟した乳腺に作用して乳汁の排出を促がす。分娩時には胎児が産道にはいる刺激によって、オキシトシンの分泌が増し、子宮平滑筋の収縮力を強める。よってこれが正解である。
4.プロゲステロンは、子宮内膜の腺分泌を亢進させ、受精卵の着床を容易にして妊娠を維持する作用を持つ。そのほか、乳腺の発育促進、排卵の抑制、体温上昇作用などをもつ。















d.乳汁分泌
●問1(はき第24回問33
授乳中に分泌が抑制されるのはどれか。
1.プロラクチン
2.性腺刺激ホルモン
3.成長ホルモン
4.ソマトスタチン
























解答
2

解説

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e.総合
●問1(はき第8回問42
ホルモンとその作用との組合せで誤っているのはどれか。
1.プロゲステロン ──── 妊娠の維持
2.黄体形成ホルモン ─── 排卵の誘発
3.エストロゲン ───── 卵胞の発育
4.オキシトシン ───── 子宮筋の弛緩

























解答
4

解説

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