2013年10月10日木曜日

頸部の脊髄神経根テスト『イートンテスト(Eaton Test)』

『イートンテスト(Eaton Test)』は、頸部の脊髄神経根の圧迫症状や神経と周辺組織の癒着に対するテスト。


頭部を健側に屈し、助手が頭部と健側の肩を固定する。検者が患側上肢を斜下方に引っ張る。本検査を1人で行う場合は、検者が患者の背後に立ち、一方の手で頭部を健側に傾けて固定し、他方の手で患者の手首を持って後方挙上するとともに、手関節を背屈する。頸部脊髄神経根から末梢神経の通過する経路のどこかで神経が圧迫されていたり、神経と周辺組織が癒着していたりすると、著しい疼痛が放散する。



(図:『臨床医学総論第2版』より)






<参考>

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