2013年10月19日土曜日

胸郭出口症候群(過外転症候群)に対する検査『ライトテスト(Wright’s test)』(動画付き)

『ライトテスト(Wright’s test)』は小胸筋と胸郭の間での腕神経叢もしくは鎖骨下動・静脈の絞扼に対するテスト。


橈骨動脈の拍動を触診した状態で、上肢を過外転させて小胸筋を緊張させたり、肋鎖間隙を狭くする。この時に、橈骨動脈の脈拍が減弱したり停止したり、手のしびれや冷感が強まったりした場合に陽性とし、小胸筋と胸郭の間での腕神経叢もしくは鎖骨下動・静脈の絞扼が疑われる。健常者でもかなり高率に陽性所見がみられるので注意する。








<参考>

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